疼痛ケアについて
・人医領域では、1986年以降WHO(世界保健機関)を中心に様々な“がんの痛みからの解放”が研究・実現されています。
・言葉を話せない犬猫達も動物ですから“がんに伴う痛み”が生じていると考えられるので、がん治療と同時にしばしば見られる“がん性疼痛”に対してできる限り緩和できればと考えています。
がん性疼痛緩和の目標(WHOより一部引用)
第1目標:痛みに妨げられない夜間の睡眠時間の確保
第2目標:安静時の痛みの緩和
第3目標:体動時の痛みの緩和
第1目標:痛みに妨げられない夜間の睡眠時間の確保
第2目標:安静時の痛みの緩和
第3目標:体動時の痛みの緩和
それぞれの痛みの原因により痛みの度合が異なる為、手術期、回復期、維持期、末期に合わせたケア(激しい痛みを和らげる、治療による副作用を和らげる、呼吸の苦しみを和らげるなど)を行うことで、治療動物の疼痛・治療に携わるご家族の不安・ストレスも含めた軽減を目指しています。